Home 2008年10月6日 場所 雲洞庵 時間 10:30〜 天候 雨のち曇り 気温 ? 標高 約 m〜 雲洞庵に出掛けて来ました 雲洞庵 雲洞庵は1300余年前、尼僧の姿をした藤原房前公(681-737)の母君が この地の村人の病気を祈願平癒し、感激した村人が庵を作ったことに始まる。 尼僧亡き後、養老元年(717)に房前公が訪れ、庵跡に母君の菩提を弔うため薬師如来を本尊とする金城山雲洞寺を建立した。 以来藤原家の菩提寺として600年間に渡り栄えた。 その後藤原家の援助が途絶えると次第に衰退したが、 室町時代、上杉憲定公が耕雲寺の傑堂能勝禅師に会い、再興を約した。 永享元年(1429)憲定公の孫の憲実公が雲洞寺を再興して菩提寺とし、 藤原家の尼僧院の因縁により寺を庵に変え、雲洞庵として傑堂能勝禅師の高弟顕窓慶字禅師を請して開山とした。 以来、上杉家の竹と雀を裏寺紋とし、また傑堂能勝禅師が楠正成公の第三子の嫡男であったことから、 楠家の菊水の御紋を表寺紋としている、由緒の深い寺です。 雲洞庵山門(赤門) 金城山の麓に所在する曹洞宗のお寺です。 雲洞庵の土踏んだか 往古より越後の国では、「雲洞庵の土踏んだか」「関興寺の味噌なめたか」 と言われ、信仰が大変盛んであった。 それは、諸国の修行者が、この二大禅道場で曹洞宗と臨済宗の禅を学ばなければ 一人前の禅僧とは言えぬ、ということから、 互いに言い合ったものと云われています。 越後一之寺 越後に来たら一番最初にお参りするお寺です。 ちなみに越後一ノ宮は弥彦神社です。 雲洞庵参道 樹齢三百年と言われる杉木立の参道 雲洞庵参道 雲洞庵参道 山門(赤門)から本堂正面まで石畳が続きます。その下には法華経が一石一字づつ刻まれていて、 踏みしめてお参りすると罪業消滅、万福多幸の利益に預かると言い伝えられています。 そこから「雲洞庵の土踏んだか」という言葉が生まれたようです。 雲洞庵鐘楼堂 NHK「ゆく年くる年」で放映されたことがあります。 雲洞庵仏殿 雲洞庵座禅堂 雲洞庵座禅堂 静寂の座禅堂。文殊菩薩に心を洗われる気がした。 雲洞庵渡り廊下 客殿にて 客殿にて 雲洞庵客殿 2009年1月4日(日)、NHK大河ドラマ「天地人」がスタートしました。 雲洞庵は「天地人」の主人公、与六(のちの直江兼続)と喜平次(のちの上杉景勝)が少年期に学問を学んだ地です。 それでは次回をお楽しみに! 過去の散策記2008年10月3日
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